同位体環境学がえがく世界

同位体でわかること

国内有数の積雪による水資源をもつ
阿賀野川流域に降る雪の起源は?
ー同位体の導く流域の雪の特徴ー

雪の与積雪は「恩恵」と「被害」の正負の影響を与えます。この影響の将来像を予測して、生活や環境の持続可能性を考えなければなりません。そのため、現在、将来の降雪,積雪の「量」と「質」に示される地域の特徴を明らかにし、将来の変化に対応していく検討が必要です。本研究では、福島県・新潟県に位置する国内有数の積雪地帯の流域であり、積雪に依存した水資源を有している阿賀野川を対象に、安定同位体比を用いて降雪,積雪の質を調査、分析して、雪の起源と地域の特徴を明らかにしました。
2014年から実施された調査・分析の結果より、積雪特徴を示す安定同位体比のマップが完成し、時間と空間の情報を得ることができました。この情報は、日本海を起源とする降雪以外の標高の高い山岳地や流域に分布する湖沼の影響を示しています。安定同位体比より、地域の水循環過程を理解できる重要な科学的根拠
を得ることができました。える生活や環境への「正」と「負」の影響をふまえて,現在,将来の降雪,積雪の「量」と「質」の地域の特徴を明らかにして持続可能な開発や維持管理を勧めなければなりません.本研究では,積雪影響の大きな阿賀野川流域を対象に安定同位体比を用いて降雪,積雪の質を分析し,雪の起源と地域の特徴を調査,分析しました。
この調査・分析より得られた,経年の積雪特徴のマップによる成果は、日本海を起源とする降雪以外の標高の高い山岳地や流域に分布する湖沼の影響も示しており、地域の水循環過程を理解できる重要な科学的根拠となっています。

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